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上海から出発する中国大型クルーザーが、再び日本の博多港に
2013年 8月 9日17:03 / 提供:東方ネット

 日本新華僑報網が報じたところによると、昨年9月の釣魚島事件以来、中日関係が急速に悪化してきた。このため、日本の福岡市博多港に停泊する中国の大型クルーザーも少なくなっている。定員数2680人である上海始発の大型クルーザーが、このほど博多港に停泊し、福岡市に新しい期待をもたらした。2012年10月以後、中国の大型クルーザーが10カ月ぶりに、再び博多港に泊まったことである。

 『読売新聞』によると、同クルーザーは8月4日に上海を出発し、8月6日に福岡市博多港に到着した。6日午後5時に博多港から鹿児島市へ向かい、韓国を経て上海に戻った。

 中国の観光客が国際ターミナルから出た時、福岡市の翻訳とボランティア約10人がミネラル・ウォーターを観光客に配り、遠くから来たゲストを歓迎した。その後、中国観光客は観光バスに乗って、福岡県太宰府天満宮などの観光スポットを観光に行った。

 福岡市港湾局によると、2013年1月までに、中国始発の大型クルーザーは予約停泊回数が67回だったが、予約が相次いで取り消された。10月末までに、予約回数が6回だけで、前年同期比40回減少した。しかし、2014年の予約レベルは、往年と横ばいだと予測した。

 福岡市港湾局は「それを契機にして、中国大型クルーザーが訪れる情勢は回復できると期待する」と語った。

(編集:曹 俊)

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