サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子（資料写真）

　シンガポール『聨合早報』が１９日報じたところによると、サウジアラビアのアルワリード・ビン・タラール王子（Alwaleed bin Talal）が、上海、モスクワ、ロンドン、ニューヨークなど世界最大都市の中でベストな場所を選んで、高さ１６０９メートのる摩天楼を建設する計画だ。それは、これまでで世界最高の建築となる。

　報道によると、サウジアラビア王子はドバイ最大の不動産開発会社エマール・プロパティーズ（Emaar Properties）を誘って、自身の投資会社・キングダム・ホールディング・カンパニー（Kingdom Holding）と一緒に、同プロジェクトについて協力するという。

　サウジアラビア王子は１７日、同プロジェクトの融資といつ竣工するかについてはアピールしていないが、建設コストが決められていないと語った。

　分析によると、サウジアラビア王子のこの計画は多くのペルシャ湾会社の海外市場への拡張の自信が日増しに強まっていると示している。アルワリード・ビン・タラール王子によると、上海、モスクワ、ロンドン、ニューヨークなどの大都市と中東の都市に各自の案を提供してもらった。このプロジェクト建設の興味のある国は、魅力ある融資条件、税収減免とその他の政府支持を提出しなければならないという。

（編集：曹　俊）