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新たな突破を模索、自主ブランド確率へ=上汽集団
2013年 6月 5日13:27 / 提供:
上汽集団

 中国社会科学院経済研究所が発表した「2013年産業青書」によると、11年、中国乗用車市場の利益の95%は合弁会社の手に落ちている。上汽集団も同様の窮地に陥っている。同社の12年の販売台数449万台のうち、栄威とMGはわずか20万台に過ぎず、上海通用(上海GM)と上海大衆(フォルクスワーゲン)をはじめとする合弁会社の販売台数が、グループの主力となっている。新華社が伝えた。

 上汽集団は、現在、新たな突破を模索している。2000万台の販売量規模の中国市場にとどまらず、7000万台を誇る世界市場に立脚することである。MGは12年、海外市場で約7000台を販売した。13年は1万台に上ると見込んでいる。12年、上汽集団はタイ・CPグループと合弁会社を設立し、MGブランドをアセアン諸国市場に投入する考えだ。

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上汽集団

 また、上汽集団は海外市場での協力パートナーを探し、市場を開拓し、13年から海外輸出戦略を、貿易輸出からブランド輸出に切り替え、海外市場に工場を設立し、自主ブランドの樹立とマーケティングを展開する考えだ。

(編集:章坤良)

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