Home > ニュース > 上海  > 上海国際服装文化祭 閉幕式で「尋衣記」を上演
上海国際服装文化祭 閉幕式で「尋衣記」を上演
2004年 2月 28日14:42 / 提供:

 東方ネット2月27日付情報:華やかなファッションショーと踊りや歌が満載の夕べは、上海国際服装文化祭の閉幕式には用いられないだろう。今日、独創的なマルチメディアの閉幕番組である「尋衣記」の試演が始まった。同芝居には、杜麗娘、林黛玉、潘金蓮、花木蘭などの中国文化史で著名な女性をイメージして、それぞれ自分の好きな服を着て、観衆たちと愛と美に関して討論を行うという。

 「国際服装文化祭は著名な文化ブランドであり、それと相応のブランド文化の製品もあるべきだ。この芝居をうまく上演できれば、未来の文化市場を啓発することもできる。」と同芝居の谷亦安?総監督が語った。

 以前の閉幕式では、簡単な服装展示会の枠を越るように、いろいろな方法が試されたが、ファッションショーとタベの形式はずっと変わらなかった。しかし中華民族の服飾文化を充分に表現するために、多種多様な表現形式を採用しなければならない。それには芝居や舞台劇などが最も適当な方法とも言える。

 情報筋によると、3月25日から28日まで、大劇院でデビューする「尋衣記」は音楽、踊り、芝居、舞台劇、ファッションショー、モデルショー、映像、デジタルなどのいろいろな手法を使って、時代を経て、古代から現代まで中国の女性が愛、夢、衣を探索するとともに、自分の価値も見つける過程を表現した。

 服装文化祭で「芝居」の形式でファッションを表現するのは今回が初めてだ。関係者によると、国外の幾つかの演出運営家が既に興味を示しているという。

(翻訳:揚 李)