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アイシングループ、上海国際モーターショーに出展
2013年 4月 22日9:38 / 提供:
アイシン精機

 日本で著名な自動車部品メーカーアイシン精機株式会社(以下、アイシン精機と省略)が傘下の多くの製品を携え4月21日から4月29日まで開催される「第15回上海国際モーターショー(Auto Shanghai 2013)」に登場した。

 アイシングループは日本における著名な総合部品メーカーとして、グループ内には、ボディ関連やエンジン関連し品を始め、オートマチックトランスミッション(AT)やマニュアルトランスミッション(MT)、カーナビ、ブレーキの専門メーカーだけではなく、鉄やアルミなどの部品の鋳造や化学分野の素材メーカーも有している。

 現在、環境資源問題が日々深刻となっている背景のもと、アイシングループはその先進的なエコ理念と技術製品の出展を通して、中国自動車市場の持続的な発展に自信を示し、またクリーン車暮らしの理念をアピールした。また、今回のモーターショーでは、アイシングループは中国事業発展の展示エリアを設置し、グループの工場、中国で生産した製品と技術センターなどを紹介した。

 情報によると、アイシン精機は1995年に浙江愛信宏達汽車零部件有限公司を設立しエンジン部品の生産を開始して以来、主に華北地区(天津、唐山など)と華南地区(広州、佛山など)を中心に生産拠点を拡充してきた。中国で相次いでブレーキ、オートマチックトランスミッション、電子部品などの生産拠点を新設し、中国における事業展開を加速している。2011年、華東地区における事業の基盤強化のため、アイシン精機は江蘇無錫市にサンルーフ製品を生産する「愛信(無錫)車身零部件有限公司」を設立した。

 また、南通市に「愛信(南通)汽車技術中心有限公司」を設立し、中国向けの自動車部品の設計、評価、技術動向調査、各生産拠点への技術サポートなどを行っている。中国事業の版図が拡大し続けている中、アイシングループは中国の自動車産業の集積地である上海に更に注力するため、アイシングループの中国統轄会社「アイシン精機(中国)投資有限公司」が今年の4月1日、上海で支社を設立した。これは、天津、広州に次ぐ中国における3つ目のアイシン精機の営業拠点となる。

 情報によると、現在、アイシンはすでに安徽江淮汽車(JAC)への車体部品の納入も始まり、現地の自動車メーカーとの業務取引も拡大している。アイシン精機(中国)投資有限公司矢木伸介総経理は、「今回の展示会を通して、アイシングループの豊かな製品群と新技術を展示し、ローカル企業と自動車メーカーとの業務提携と技術交流を強化することを期待している。是非、多くの方が見学・商談しにきていただければ」と話した。

 今後、同社は中国業務を拡大すると同時に、自動車部品業界で培った技術とノウハウを活かし、中国国内の自動車メーカーとの提携関係を固め、もっと優れた製品とサービスで多くの中国消費者に報いる。企業の社会責任を実践して、「中国に根付く企業グループ」になり、中国の自動車部品産業の発展と調和的な自動車社会の構築に貢献するため努力を続けていくと表明。

(編集:章坤良) 

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