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鳥インフルエンザ感染、上海市24人に
2013年 4月 15日10:51 / 提供:

 

 中国全国で報告された鳥インフルエンザ(H7N9)の感染者は14日17時までの時点で、60人、死者は13人となった。13日には北京で初の感染が報告され、鳥インフルエンザ感染者は3省1市の範囲を超え、さらに上海では感染者と接触を持った人の感染が報告された。感染者の内訳は、河南省2人、北京市1人、上海市24人(9人死亡)、江蘇省16人(1人死亡)、浙江省15人(2人死亡)、安徽省2人(1人死亡)となっている。

 中国の劉延東副首相は12〜14日、浙江省杭州市で感染地域の担当者や専門家を集めた座談会を開催し、感染状況などについて情報公開を堅持するよう関係者に指示した。

 世界保健機関(WHO)は14日、中国で人から人への感染例は引き続き確認されていないと発表した。このため、中国入国など旅行制限、同国製品の貿易制限といった対応を推奨しないとした。

(編集:章坤良 写真:東方ネット)

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