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上海南翔古猗園の観光客が昨年同期35.8%増=春節
2013年 2月 18日9:12 / 提供:
南翔古猗園

 上海小籠包(一口饅頭)発祥の地・南翔古猗園(Guyi Garden)に入場した観光客が2013年春節(2月10日)以来の三日間で延べ5.6万人に上り、2012年同期より35.8%増となった。 

 明の嘉靖年間(1522−1566年)に造られた私家花園で、もとは奇園と呼ばれていた。この園は上海市嘉定区の南翔鎮にある有名な古典庭園で、園内に竹が生い茂り、亭、楼閣、曲がりくねった小道、回廊、築山、池、珍しい樹木、花があり、景色が非常に美しい。 

 園内には「戯鵝池」を中心に、池の周りに亭、回廊、石道があり、配置が精巧を極めている。このほかに、一対の雲翔寺聴塔があり、1400余年の歴史を有しており、上海に現存する最古の塔一つで、「双塔晴霞」はかつて有名な「南翔八景」の一つであった。

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南翔古猗園 

 園内に逸野堂、松鶴園、青清園、鴛鴦湖、南翔壁などがある。古めかしく質朴かつ高雅で、洗練された独特の庭園風格をそなえ、昔から「蘇州庭園、天下に甲たり、滬(上海)に南翔古猗園あり」と言われている。長い年月のうちに拡張され、今では地元の人々に愛される公園となっている。  

(編集:章坤良 写真:東方ネット)

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