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上海万博茶文化キャラの鮑麗麗さんが茶芸を披露
2013年 2月 5日10:31 / 提供:
茶芸を披露する上海万博茶文化キャラの鮑麗麗さん

 在上海スイス領事館文化処が昨今、開いた新年会でかつて2010年上海万博の茶文化イメージキャラクターだった鮑麗麗さんが席上、茶芸を披露した。

 鮑さんは、中国茶(緑茶、紅茶、黄茶、白茶、黒茶)などを紹介したあと、日本の茶道と異なる「功夫茶」などの茶芸を披露し、雰囲気を盛り上げた。

 「功夫茶」では、淹れる人と飲む人が、茶具が置かれたテーブルを囲んで、常に会話を楽しんでいる。茶葉や茶器のうんちくから世間話まで、話のネタは様々。

 また、「茶寵」という動物などを型取った陶器が台の上に置かれていて、茶具を洗ったお茶または飲み残したお茶をこれにかけたりする。特殊な陶器なので、お茶が浸みこむにつれて、徐々に光沢が出てくるという。

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茶芸を披露する上海万博茶文化キャラの鮑麗麗さん 

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茶芸を披露するメンバー

 「功夫茶」とは、お茶の名称ではなく、茶道の一種だ。「功夫」は、「時間」や「手間」という意味の中国語で、「功夫茶」は、「時間と手間を掛けて飲むお茶」という意味になる。そのため、何回も何回も淹れなければならず、その動作を繰り返す中で、心が静まってきて、茶道をゆっくり楽しむこともできる。 

(章坤良 写真も)

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