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莫言など、ノーベル賞の受賞者の原稿が上海で展示
2012年 10月 26日11:29 / 提供:
中国人作家の莫言氏などの手書き原稿展

 2012年度のノーベル文学賞を受賞した中国人作家の莫言氏などの手書き原稿(主な作品として『豊乳肥臀(ほうにゅうひでん)』、『蛙鳴』』やサイン、写真など貴重な資料展示会が25日から11月24日までに上海普陀区図書館で開かれる。莫言氏のほか、300人あまりのノーベル物理学、化学、医学などの受賞者の原稿やサインなど貴重な資料も見やすく展示されている。

 初のノーベル文学賞の受賞者で中国籍の作家の莫言の著作が、最近人気になっている。上海ないし中国全国で売り切れることになった。莫言の最新作品シリーズが、上海文芸出版社と上海書城で共同発売された。同シリーズは莫言の11部の長編小説と5部の中短編小説選を含む。   

 莫氏の授賞が伝わると、ネットユーザーらが相次いで莫氏の作品を買い求めた。莫氏のことを知らなかった人も、作品により莫氏を理解しようとしている。

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中国人作家の莫言氏などの手書き原稿展

 莫言氏の手書き原稿の価格が上海市場で急騰している。10数年前に、莫氏が四川省の生活を舞台に書いたテレビドラマの脚本が昨今、20万元から120万元に急騰した。

  (編集:章坤良 写真:東方ネット)

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