『上海語暗号鍵』が、観光記念品デザイン大会の１等賞に

携帯の外に、上海地下鉄地図が印刷され実用的だ

　上海語で、暗号鍵を作り上げて、自分だけに所属する「上海語暗号」を設置する。上海観光祭観光記念品デザイン大会の授賞式が２４日開かれ、１等賞の来丹の作品・『上海語暗号鍵』が広く注目された。

　小さな上海語暗号鍵は２５のキャラクターがあり、勝手に組み合わせて、自分の心の中の「上海語暗号」になる。中国美院上海設計分院デザイナーの来丹さんによると、杭州から来て、数回の観光経験で各地のなまりの魅力を感じさせられ、なまりを観光記念品のデザインにする概念ができた。いずれのところにも、自分なりのなまりの暗号鍵があるわけだ。

　来丹さんの『上海語暗号鍵』は、上海のクラシックな建築、古いチャイナドレス、海水模様、上海軽食を核心要素にして、デザインされた絵葉書、ブリッジ、クッション、ペンダントなども、心を込めてデザインされアイデアが溢れている。

　今回のデザイン大会はアイデアで突破を見せたが、数多くの実用性の作品もある。たとえば、携帯の外に上海地下鉄地図などが印刷されている。

（編集：曹　俊）