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メトロポリタン東京で出会う国際派の上海料理
2012年 9月 5日9:03 / 提供:
六本木3丁目の高級中華料理店「香妃園」

 東京銀座一丁目にある「JOE` SHANGHAI NEWYORK」は、「ニューヨークタイムズ」や「ザガットサーベイ」で数々の賞を受賞した同系列の銀座店。NYスタイルのセレブご用達のラグジュアリーな空間を演出。

 「一度食べたら、やみつきになる、世界のセレブを虜にした蟹肉と蟹ミソ入りの絶品小籠包」は、同店の看板料理。

 先週、当該「銀座店」に出向いた。注文も、看板の「絶品小籠包」&「豚肉小籠包」のみに絞った。小籠包とは上海「南翔小籠包」が由来地で、今は世界各地で賞味されるようになった「国際派のシャンハイヤムチャ」の代表的料理。

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「JOE` SHANGHAI NEWYORK」のWelcome赤絨毯

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「JOE` SHANGHAI NEWYORK」の銀座店

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看板の「絶品小籠包」&「豚肉小籠包」

「深いコクがありながらしつこくない」。「小籠包」8個を口にした後、前記の殺し文句は、単なる「宣伝」ではなく、「真実」であることを悟った。料金は、消費税込みで2057円。

 Website:http://r.gnavi.co.jp/e758502/?sc_cid=ejt_20101231

 上海屈指の美食レストラン「小南国」が、近くの銀座二丁目並木通りに海外第一号店を出店したのは、2008年。店の魅力は、本場の進化した上海創作料理の味をモダン・チャイニーズの洗練された空間で堪能できる。食後、L`OCCITANEやBURBERRY等の世界名店を挟む並木通りを散策できるロケーションにある。

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上海屈指の美食レストラン「小南国」(写真出所:ぐるなび東京版)

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小南国の進化した料理(左)       筆者のスナップ写真(右)

 お薦めは、前菜系のあっさり風物料理、中華湯葉の巻き物 (百葉巻)840円、特製上海麩の醤油煮(四喜焼麩)980円、夏バテによい鶏肉の酒漬け紹興風味(紹興花彫酔鶏)1,480円。なずな入り魚のとろみスープ(サイ菜鱈魚羹)950円、または、湯葉入り地鶏のスープ(百頁結老母鶏湯)850円。主食系の精進饅頭(蔬菜包)2個500円。最後の締め括りは、上海特製白玉のデザート(酒醸圓子)400円。

Website:http://r.gnavi.co.jp/e081700/premium/

 東京の異国情調溢れる街、六本木交差点駅から徒歩5分程の距離にある六本木3丁目の高級中華料理店「香妃園」。平日の夜7時前でも満席の程。上海、北京などの地方料理の真髄を修得した日本人シェフによる濃厚で上品な味付け。特に看板料理の「特製とり煮込みそば」(ウェイ麺、別名・上海爛糊麺」1,300円)は、高い満足感を得られる一品。蒸豚と胡瓜の辛子ソース(白片肉2,400円)のたれ味も格別に美味しい。因みに、店名にある「香妃」とは、中国清朝の王妃で、身体から芳香を放つ絶世の美人であったと、上海出身のベテラン店員王さんが親切に語ってくれた。

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高級中華料理店「香妃園」(写真出所:食べプログ)

Website:http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13001271/dtlphotolst/3/

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小南国の進化した料理の数々 (写真出所:ぐるなび東京版)

 

(執筆者:コラムニスト・成玉麟)

 

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