Home > ニュース > 上海  > 上海出身の元NBAプレイヤーの姚明氏が投資家に
上海出身の元NBAプレイヤーの姚明氏が投資家に
2012年 8月 23日11:32 / 提供:
NBAプレイヤーの姚明氏

 上海出身の元NBAプレイヤーの姚明氏は引退後、脱ぎ捨てスーツを着用し、2社のプライベート・エクイティ・ファンドを買収し、金融界の新たな有力者となった。東方早報が報じた。  

 姚氏は2011年に黄杉股権投資基金管理有限公司の設立に参与した。黄杉基金はスポーツ産業を主な投資目的とする、プライベート・エクイティ・ファンドだ。プライベート・エクイティとは、私募債の発行により資金を調達し、非上場企業に対して投資を行い、最終的に企業の上場等の手段により投資を回収する、一種の金融投資手段だ。  

 姚氏はなぜプライベート・エクイティ・ファンドを買収したのか。これまでの報道の分析によると、ファンド設立はより専門的な投資を実現するためとされていた。姚氏はこれまで、自分の気に入った企業に直接投資を行っていた。2006年、姚氏は章氏と巨鯨音楽網に300万ドルを投じたが、同社は現在、中国大陸部の音楽サイトとしては初の上場が期待されている。

F201208221300149832464770.jpg

 

 姚氏は現在、より広範囲な投資を行うことができ、投資規模も徐々に拡大されている。黄杉基金と弘遠基金は専門チームを組織し、姚明の代理で投資プロジェクトを探索している。姚氏が自社にどれほどの資金を投じるかは現在のところ明らかにされていないが、自らの影響力を利用して自社の資金を調達すると見られる。

(編集:章坤良 イラスト:北京日報)

関連記事