上海通用汽車（ＳＧＭ、上海ジェネラル・モーター）の発表した６月の販売データによると、上海通用汽車のビューイック、シボレー、キャディラックの６月の販売台数は１１万６２５０台だった。上海通用汽車の上半期の販売台数は累計６７万１５３０台と再び史上最高を更新し、上半期の販売台数が最も多かった乗用車メーカーになった。うち、ビューイックの６月の販売台数は５万６９９５台、上半期の累計販売台数は３４万３２７９台。ビュイックエクセルＧＴとビュイックエクセルＸＴの６月の販売台数は１万５２２８台と芳しい業績を遂げた。うち、エクセルＧＴの販売台数は１万１０００台に上った。 　

　上海通用汽車の旺盛な販売に対して、ＧＭの米国市場における上半期のマーケットシェアが落ち込み、デトロイトメーカーと同様にＧＭの欧州市場でのシェアも縮まっている。

　関連データによると、日本トヨタの上半期の世界販売台数は同期比３３．７％増の４９７万台と米ＧＭを上回り、１年後に再び世界首位に戻った。ＧＭの上半期の世界販売台数は同期比３％増の４６７万台だった。 　

　マーケットシェアが下落する中、ＧＭは２９日、世界販売責任者のＪｏｅｌＥｗ　ａｎｉｃｋの離職を発表し、後任者が確定するまでに米国販売・サービス部門のＡｌａｎＢａｔｅｙ副社長はこの職を一時担当する。