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上海市崇明県が、日本長崎県の対馬市と友好関係を締結
2012年 7月 17日14:31 / 提供:

 日本長崎県対馬市代表団が12日、上海市崇明県を表敬訪問し、同県と友好関係の締結意向書に調印した。双方は「平等両得に基づき、経済、貿易、観光、科学技術、教育、環境保護とその他の社会経済、文化発展に役立つ多分野の協力と交流を積極的に行う」と約束した。

 同日午前に行われた調印式において、上海市崇明県の県委員会副書記・県長の趙奇氏と対馬市長の財部能成氏が出席して挨拶し調印した。

 趙氏は崇明県政府を代表して、遠くから来た日本のゲストを歓迎した。中国で3番目の島・崇明の基本概要と発展計画を簡単に紹介した。対馬市は環境保護と建設、漁業林業建設などで、崇明は学ぶに値することが多いと語った。双方は友好関係の締結によって、長所を発揮し、不足を補って、経験を分かち合い、伝統的な友好を促進し、各分野での協力を深めるよう期待している。

 対馬は日本の3番目の島で、面積が700平方キロで、人口が約3万人だ。主要産業は林業、漁業、真珠養殖など。財部氏は対馬市の基本概要を紹介した後、崇明県が生態農業、観光業を発展させながら、生態環境の保護に力を入れ、成果が著しい。双方は友好関係の締結によって、人文、経済、環境保護など分野での交流協力を促進すると期待するとしている。

(編集:曹 俊)

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