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大学入試合格ライン低下  原因は総合科目中止など
2012年 7月 11日7:50 / 提供:上海ジャピオン

 上海市教育考試院はこのほど実施された大学入学統一試験「高考」の、市における今年の結果を正式に発表した。これによると、合格ラインがここ10年で最低となる点数だったことが分かった。

 今年の「高考」では、例年行っていた総合科目試験の実施を中止したため、総得点数が630点から600点に減少。このため、合格ラインは、昨年比で文系一期校が33点減の438点、理系一期校が39点減の423点となった。同委員会ではこのほか、受験者数の減少、数学の問題の難易度上昇などを、併せて合格ライン点数の過去最低化の原因に挙げている。今後、大学の合格発表については、7月3日(火)に正式に開始し、8月13日(月)まで行われる。