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上海浦発銀行、資産の質の低下状況への対応を強化
2012年 6月 14日15:21 / 提供:

 上海浦東発展銀行(浦発銀行)は13日、2011年度株主総会を開催した。同行の穆矢副行長(副頭取)は株主総会の席上で、「当行は『注目類』貸付(借り手に返済能力があるが、返済に不利な影響を及ぼす要素の存在する貸付)の増加傾向、および資産の質の低下状況への対応を強化する。また年間貸付計画の中で、地方政府融資プラットフォーム(地方政府が資金調達のために設立した会社)向け貸付の規模を抑制する」と発言した。  

 今年第1四半期末現在、同行の不良債権残高は66億9000万元となり、年初から8億7000万元増加した。不良債権率は0.48%となり、年初から0.04ポイント上昇した。「注目類」貸付の今年第1四半期末時点の残高は127億1500万元に達し、年初から22億9400万元増加した。「注目類」貸付の貸付全体に占める比率は0.93%となり、年初から0.14ポイント上昇した。 

 (編集z)