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一人っ子の両親が低年齢老人に 定年年金が50%増=上海
2012年 5月 3日17:29 / 提供:

 「第12次5ヵ年計画」期間で、上海市は都市・鎮の労働者の平均年金を50%以上増加させる計画だ。2日に開かれた上海市第3回老齢活動会議で明らかになったところによると、「第12次5ヵ年計画」期末までに、上海市の社会化養老サービスを受ける人数が43万人に達する。養老ベッドが12.5万床に、老年医療看護ベッドが2.6万床に達し、総数が15.1万床になる。そのうち、行動が不自由な老年者のニーズを満たす新規ベッド数が約70%を占める。

 予測によると、上海市の「第12次5ヵ年計画」期間で、人口が老齢化を加速化する時期に入り、一人っ子の両親が徐々に老人群の主体になる。2013年から、上海市で増加する老人数は、80%以上が一人っ子の両親で、上海人口の老齢化が一人っ子両親の老齢化になる新しい趨勢だ。2015年末までに、上海戸籍で60歳以上の老人数は430万人を超えて30%近い。

 このほど発表された「上海市老齢事業発展『第12次5ヵ年計画』」に従って、「第12次5ヵ年計画」期末までに、都心部の各区での養老ベッドは老人数の2.5%を下回らないし、近郊の各区県の養老ベッド数は地域老人数の3.5%より低くない。また、知力の不自由な老人のためのGPS装置など老人ニーズを満たす新しい商品と新技術を開発するように奨励する。高齢、独居、行動不自由、知力不自由の老人に安全保障措置を提供する。

 低年齢老人の急増につれて、上海市は老年ボランティアが老齢者にサービスを提供するように力を入れる。「第12次5ヵ年計画」期末で、上海老年ボランティアの登録人数は25万人に達する。

(編集:曹 俊)

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