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大型クルーズ船が上海を出港、福岡へ
2012年 4月 20日10:29 / 提供:
大型クルーズ船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」

 日本福岡市博多港に先日、中国上海からの大型クルーズ船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」が寄港した。中国人・韓国人観光客1650人が地元主催の和太鼓演奏で熱烈に歓迎された。観光客らは観光バスで市内を巡り、商業施設は大入りとなった。同港にとって今年初となる大型クルーズ船の寄港は、博多が辰年の観光シーズンに入った証であり、賑わいは10月まで続くと見込まれる。  

 今回のツアーは上海を出港、福岡、鹿児島などを経て上海に戻る。天神(市内中央区)での家電製品ショッピング、太宰府天満宮(福岡県太宰府市)観光などがアレンジされ、一行をもてなした。

 業績回復を模索中の日本各地の観光業界は、購買力の旺盛な中国人観光客を市場活性化の「妙薬」とみており、きわめて高い関心と歓迎ぶりをみせている。

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「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」船内

 「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」の1番船で、3タイプ6隻建造されたヴィジョン・シリーズと呼ばれる7万総トン級の第1船でもある。1995年4月28日、フランスのアトランティーク造船所で竣工。 船価は3億2,500万ドル。 客室は全部で902室あり、そのうちの575室が海側に面している。2008年よりアジア地域に配船され、日本への就航は、2009年4月21日に福岡に寄港したのが初であった。

(編集:章坤良)

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