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京滬高速鉄道の駅に顔認識システムを設置
2012年 4月 17日14:50 / 提供:人民網日本語版

 逃走を企てようとする犯罪者が整形したとしても、ハイテク技術の前には役立たない。鉄道科学院は先ごろ、京滬(北京ー上海)高速鉄道の安全検査エリアに設置する顔認識システムの入札募集を開始した。上海虹橋駅、天津西駅、済南西駅の3カ所にハイテクを利用した顔認識システムを導入し、公安部門の容疑者確保に協力する。


 専門家によると、急速に普及している映像監視システムだが、多くのモニタリング技術の中でも顔認識技術は遠距離から利用者の協力がなくともすばやく個人を認識できる技術として、監視カメラ映像の中からリアルタイムで人の顔を認識し、データベースと対比して速やかな身元確認を実現する。

 顔認識システムは現在、デジタルカメラのオートフォーカスやインターコムシステムに利用されている。また空港や駅に設置されたシステムを利用して、公安部門が容疑者のデータを検索し、捜索に利用している。