上海各地、春を告げる文化祭が開催
2012年 4月 13日11:26 / 提供:
上海市の南翔や浦東及び金山ではこのところ、春を告げる文化祭が相次ぐ開催している。
南翔「古猗園」は4月上旬から牡丹まつりが開かれ、園内秘蔵の“宝” 百年花魁と言われる清代に植えられた紅牡丹が市民に一般公開されている。この牡丹まつり期間中に、昆劇の公演なども園内で開かれる予定で、春のひとときを中国的な牡丹の風景の中で過ごせるというこの季節ならではの趣のある風景が用意される模様だ。
浦東にある三林老街でこのところ、「2012年第1回上海民俗文化祭」が開幕した。初めてとなる今回の文化祭の主要イベントとして「三月半」縁日も始まった。開幕式では老街、古橋、小河の流水をテーマにした舞台で、民俗的なパフォーマンスが披露された。また、文化祭期間中には民間工芸品の展示や、民俗文化ショーなど民俗風情を感じられるイベントが行われるという。
牡丹まつり
2012年第1回上海民俗文化祭
金山の畑で、「金山田野百花祭」が開幕した。およそ1333ヘクタールの菜の花畑が花の海のように広がっていおり、多くの観光客がこの春の景色を楽しんでいた。
(編集:章坤良 写真:東方ネット)
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