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海上航路開通を機に、長崎佐世保市が上海でpr
2012年 3月 25日8:10 / 提供:
南国情緒溢れる力強い「YOSAKOI演舞」

 長崎県や佐世保市を上海市民にもっと理解してもらおうと、24日、このほど、上海〜日本長崎県の海上航路が正式に開通したことを機に、佐世保市は上海の繁華街・呉江路四季坊で「日本長崎県佐世保市観光プロモーション」を開催した。

 イベント当日は、本場の佐世保伝統の「YOSAKOI演舞」や、地元佐世保の観光ふるさと大使―人気ユニット「SandyTrip」のライブが順繰りに行われた。多彩で豊富なイベント内容に多くの市民が足を止めて見入っていた。佐世保銘茶の試飲、プレゼントクイズ大会などのインタラクティブコーナーも、会場の参加者や観覧者の気分を盛り上げた。

 今回の長崎県佐世保市観光プロモーションでは、佐世保市から34人の踊り手が特に呼ばれ、上海市民に日本でも有名な南国情緒溢れる力強い「YOSAKOI演舞」を披露した。アップテンポなリズムに会場全体に響き渡る鳴子の音、演舞は熱狂的な雰囲気の中で競い合った。傍で見ていた市民も思わず踊り出してしまうぐらい。

 紹介によると、「YOSAKOI演舞」はすでに58年間の歴史を持つ日本独特の伝統舞踊だ。伝統の形式は、鳴子と称される日本の打楽器を持ち、行列で踊り歩くもの。現在では、子供から大人まで参加できる一大舞踊イベントになっている。音楽も、例えばサンバやロック、ヒップホップなど、どんなものでもありで、各チームが自分たちで決めた踊りを踊る。

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南国情緒溢れる力強い「YOSAKOI演舞」

 また、地元で人気の男女ユニット、佐世保観光ふるさと大使「SandyTrip」も情熱的なライブを披露した。静かでゆったりとした美しいリズムが、会場の上海市民たちに長崎県、佐世保市に対する無限の想像を起こさせた。

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佐世保の観光ふるさと大使―人気ユニット「SandyTrip」のライブ

 佐世保名物知原茶の試飲体験、プレゼントクイズ等の催しも行われた。「にぎやか!」。朝から集まってきた市民は非常に楽しみ、口をそろえてイベントを称えた。会場を訪れたYOSAKOIさせぼ祭り特別顧問の竹本慶三氏は、「今日は多くの上海市民の方が参加してくれて、非常に感謝しております。今後、もっと多くの中国・上海の方々に長崎県と佐世保市を知っていただき、佐世保市に来ていただけたらと思います」と話した。

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足を止めて見入る多くの市民

 現在、国内から佐世保市までの交通は非常に便利になった。上海発の飛行機のほかに、今年3月3日、上海市と長崎県は正式に海上航路を開通した。観光客はロマンチックなクルーズ「オーシャンローズ号」で長崎県に直行することができる。船内では長崎県の多くの観光情報や豊富な娯楽プログラムも体験できる。また、上海港国際客運センターも長崎松枝港も、それぞれの街の中心地域に位置しており、旅の時間を節約し便利にする。

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 西海国立公園「九十九島」

 佐世保市は日本長崎県北部の中心都市で、県内では長崎市に次いで二番目に大きい都市である。美しい豊かな海に恵まれた佐世保市では、水産業も盛んに行われ、沿岸漁業が主体である。波穏やかな九十九島では、魚類やカキ、真珠の養殖場が多く見られる。特にカキ養殖の生産高は県内随一で、生食カキとして九州各県はもとより全国へ出荷され、品質の優秀さを誇っている。

 佐世保市のもっとも有名な二つの観光地は西部の西海国立公園「九十九島」と東部の「ハウステンボス」。九十九島は25kmの海上に連なる大小208の島からなり、自然豊かな景色と独特な動植物は佐世保市の貴重な財産であり、日本海洋国立公園に指定されている。

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ハウステンボス

 ハウステンボスは17世紀のオランダの町並みを再現し、船が行き交う全長6kmの運河が走り、様々なショップやレストラン、劇場、博物館、美術館、アミューズメント施設、ホテル、別荘が建ち並んでいる。「ハウステンボス」のオランダ語の意味は「森の家」。敷地内には40万本の木と30万本のチューリップ、100万本のバラが植えられている。毎年春の「チューリップ祭り」、「バラ祭り」に引かれて各国から観光客が集まってくる。

(編集:章坤良)

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