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「レベルアップして、よりよい多くの作品を」『新年展望』(11)
2012年 1月 8日8:28 / 提供:
毎日、『蘭亭序』を離れない李克友氏

 「滾滾長江東逝水、浪花淘尽英雄・・・」   

 上海の南に歴史の長い町、松江区がある。2012年の新年を迎える中で、同区にある「上海康筆斎文化伝播有限公司」を訪ねた。入ってみると、中国書道の聖人と呼ばれる王義之ふうの書道で書かれる中国テレビドラマ「三国志」の片頭歌(オープニングテーマ)が目に入った。

 「三国志」の片頭歌のほか、事務所には中国の歴史上で有名な「前赤壁賦」や「洛神賦」などの書も盛りだくさんで書かれている。 書を書いた人は、同社の経営者でもある李克友氏だ。

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「寿」字書道

 李氏は、江蘇省塩城市出身で、1997年に短大を卒業してから、化学関連の会社で働いたが、高校時代の書道を指導した啓蒙教諭の影響を受け、2002年に仕事を辞めて上海松江区に移動し、もっぱら王義之行書の『蘭亭序』を習い始めた。

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書道に専念する李克友氏 

 それ以来、毎日、『蘭亭序』を離れないという。ここ数年間にわたり、書道の上達により、松江周辺で李氏の書道を求める会社と個人が日増しに増えてきた。 2010年元旦、李氏は「上海康筆斎文化伝播有限公司」を設立した。

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「三国志」の片頭歌(オープニングテーマ)

 現在、李氏は、北京の中国書画研究院の理事も担当しており、2012年を展望すると、李氏は、「レベルアップして、よりよい多くの作品を作り上げて、社会に貢献したい」と語った。

(章坤良 写真も)

上海康筆斎文化伝播有限公司リンク(中国語)

http://www.kangbizhai.com/index.php 

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