中日国交正常化40周年記念の歌謡活動に参加したい『新年展望』(10)
2012年 1月 3日13:36 / 提供:
半年前に、沖縄県の『芭蕉布』(ばしょうふう)を歌ってアカデミー主催の歌謡選手権南関東地区大会で卓越した歌唱力と魅力ある歌声を評価され、「キングレコード」という栄誉を受賞した陳燕萍(鈴鈴=52)さんが、2012年に中国(上海)で中日国交正常化40周年記念の歌謡活動に参加したいと表明した。
鈴鈴さんは上海出身で、元上海歌劇院の歌手として、83年に日中友好交歓演奏会、85年に上海バレー劇団、2010年に全日本カラオケグランプリ大会に出場するなど活躍してきた。
上海で年越しした鈴鈴さんは、新年を迎えて上海松江区を訪ね、地元書道家の書道を鑑賞し、日本人が集中する和食街にも足を運び、松江区の発展ぶりに驚いたという。
20世紀の中国歌謡界の有名人の朱逢博と中国のソプラノ歌手・オペラ歌手の任桂珍に歌謡を学び、88年に東京へ赴き、日本の演歌なども学んできた。91年から東京の銀座で「楊貴妃」というレストランを経営してきたが、2010年から、「テリーとたい平のってけラジオ」への出演など、中日の歌謡界で復活しようという意欲が強まってきた。
上海松江区日本人が集中する和食街を訪ねる陳燕萍(鈴鈴)さん
2012年を展望すると、鈴鈴さんは「出身地の上海で中日国交正常化40周年記念の歌謡活動に参加し、自分は“青春のしっぽ”を掴みたい」と微笑みながら語った。
(章坤良 写真も)
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