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日米欧の海外文化機構などの進出も歓迎『新年展望』(7)
2011年 12月 27日9:10 / 提供:
披露される中国式茶道=上海浦東金橋にある水岸芸術機構

 小説『華都』『纏溪之戀』それに『上海日記』などで知られる上海の作家である葉辛のワーキングルーム、画家である大壷の画室、中国式茶道が披露される傍ら、目に映るのは黄浦江に流れる古い川の水と垂れ下がる柳・・・。

 2012年新年を迎える前に、上海浦東金橋にある水岸芸術機構が、在上海の一部の日系企業に、中国独特のある文化風を展示している。

 同機構の乃大容総経理によると、これまでに水岸空間の特色を結んで、色々な演出や活動を行なってきた。中国は、いよいよ老齢社会に突入しており、新年に入ると、水岸芸術機構は中国の保健委(健康保護委員会)と手を取り合って、国際レベルの文化村や老人ホーム建設の計画を立てるとしている。

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上海の作家である葉辛のワーキングルーム上海浦東金橋にある水岸芸術機構

 第一期プロジェクトは20ムー(1ムー約6・67アール)で、2年間に完成する予定だ。乃総経理は、第一期プロジェクトはモデルとして建設するが、将来は同地域で350ムーに拡張し、中国全体、例えば山東省の威海や海南島など10カ所以上に拠点を置くことを明らかにした。 

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披露される中国式茶道=上海浦東金橋にある水岸芸術機構 

 乃総経理はさらに、中国の国情に合うような日米欧などの海外文化機構やレジャー・リハビリ施設の進出も歓迎すると呼びかけた。

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 浦東金橋の近くに陸家嘴中心緑地

 浦東金橋の近くに陸家嘴中心緑地がある。一年中緑に覆われ、春は万物が蘇り、柳絮飄々だ。夏は生き生きしており、セミの鳴くことは止まず、涼しい風がそよそよ吹いている。秋には、ほんの少し物寂しい気配を感じ、心に違う体験を持ってくる。冬には、万物が寝る時に、ここは依然として盛んな緑色が見えて、冬がゆっくりと凋落することが見える。

(章坤良 写真も) 

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