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東レ杯上海国際マラソンに2万5千人が参与へ
2011年 12月 3日14:17 / 提供:
東方ネットの職員も参与した東レ杯上海国際マラソン=2007年

 2011東レ杯上海国際マラソンが、4日(日)午前7:30外灘陳毅広場でスタートを切り、上海はまた一大イベントを迎えることになる。2日に開かれた記者発表会で主催者側は、今年の東レ杯上海国際マラソンに約2万5千人が参与すると明らかにし、これまで最大規模といえそうだ。

 今年の東レ杯上海国際マラソンは、男女フルマラソン(42.195キロメートル)、ハーフマラソン(21.0975キロメートル)、健康マラソン(4.5キロメートル)の六つの種目がある。東レ杯上海国際マラソンは、F1中国グランプリ、上海ATP1000マスターズと並び上海を代表する六大スポーツ大会の一つであり、上海全民健身節のメインイベントとして、これまでに15回開催され、成功を収めてきた。

会

記者発表会

 また、一流の国際大会であるゴールド大会へのステップアップを目指すべく、毎年進化を遂げている。大会の新しい内容として、まず一つ目に挙げられるのがコースの選定。大会スタート地点は、上海の最も代表的な場所――外灘陳毅広場で、景色はもちろんのこと、広い道路と空間は大勢の人が集まることができる、マラソン大会のスタートに最適な場所。また、浦西から浦東へは、半閉鎖状態のトンネルではなく、黄浦江の一番大きな橋――南浦大橋を渡るコースとした。マラソン愛好家たちは大橋の上から浦東陸家嘴と万博エリアの風景を楽しむことができる。南浦大橋を降りたあとは、万博エリアを巡るようにコースが設定されており、中国館などの万博パビリオンの前を走りながら、最後は世界水泳選手権を開催した東方体育中心にゴールインする。この黄浦江の両側にある数々のランドマークを繋ぐゴールドコースでは、上海の街並みだけでなく、上海の歴史を深く感じる浦西と目覚しい発展を遂げた浦東を同時に見ることができる。

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東麗(中国)投資有限公司の橋本和司董事長 

 最も楽しみやすい健康マラソンは、今までのコースの良い部分を残し、上海の有名な歩行者天国である南京路を走り、ゴールは上海展覧中心に変更となった。

 また、大会組織委員会は、数だけでなく、大会の質も上げるべく、更に優秀な選手を招くため、フルマラソンチャンピオンの賞金を45000米ドルに引き上げ、中国国内マラソン大会の賞金最高額を更新した。

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東レ株式会社の斉藤典彦専務董事

 本大会は、中国陸上協会と上海体育総会が主催し、上海体育競技管理中心が運営、上海市陸上協会、浦東新区体育総会、黄浦区体育総会、静安区体育総会、上海電視台(五星体育)、上海東方体育中心、上海東亜体育文化中心有限公司が共催、日中友好協会が後援する。特別協賛として、東レ株式会社、東麗(中国)投資有限公司などだ。

(章坤良) 

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