中国教育部高等職業・言語類専門教学指導委員会主催の「J.TEST杯・第一回全国高等職業技術大学日本語技能競技大会」がこのほど、中国の青島市で開催された。

　上海に拠点を置くJ.TEST中国事務局の責任者は、同競技大会の開催により、「中国の高等職業技術大学における日本語の教学改革を推し進め、日本語人材の養成をレベルアップさせることを目指している」と語った。

　様々な職業で使われる日本語の競技大会で、中国１７地区・省から４６校が参加した。最優秀賞の受賞者はJ.TEST杯と証明書を獲得したほか、日本観光も派遣されるとしている。

日本語の競技大会会場　

受賞式　

J.TEST杯と証明書を獲得した受賞者ら　

　上海および中国各地では、これまで、J.TEST実用日本語検定は、外国人の日本語能力を客観的に測定する試験として、１９９１年から実施されており、会社員、留学生、日本語学校生など、年間約7万人が受験している。試験は年６回実施される。　　　　　　　　　　

（編集：章坤良　写真：J.TEST中国事務局）

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