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東レ、上海に「オートモーティブセンター」を新設
2011年 8月 22日10:38 / 提供:
自動車関連部材の総合的なショールーム

 東レグループはこのほど、東麗繊維研究所(中国)有限公司(略称:TFRC)上海分公司内に、自動車関連部材の総合的なショールーム「オートモーティブセンター(中国)」(略称:AMCC)を設置したと発表した。  

 TFRC(上海)に約300m2のスペースを設けて、東レグループの先端材料を自動車向けに搭載したモデルであるスケルトンカーをはじめ、「繊維」「樹脂」「フィルム」「炭素繊維」「電子情報材料」の各事業で展開する各種材料やそれを使用した自動車部品を展示し、総合的に紹介する。 

 さらに、近い将来には、TFRC(上海)内に試作・評価機器等を導入し、東レグループの自動車材料に関する中国開発拠点へと拡充することも視野に入れている。

 東レグループは、約20年前から中国内に生産拠点を設立し、現在は統括会社の東麗(中国)投資有限公司(略称:TCH)をはじめ、華東地区での繊維生産拠点や華南地区での樹脂コンパウンド、フィルム生産拠点の他、水処理や医療機器の分野でも現地パートナーとの合弁会社を設立するなど、積極的な中国事業拡大に取り組んできた。

(編集:章坤良 写真:東レグループ) 

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