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上海洋山港は巨大な風力で、10キロメートル以上の波止場から船舶が全部退避
2011年 8月 8日14:20 / 提供:東方ネット

 台風9号の中心は6日午前10時に、浙江省の東南海上に到着した。中心気圧は95000パスカルで、中心の一番強い風力は14級だった。台風の中心は時速15キロメートルのスピードで西北に移動した。気象台の予測によると、上海と洋山港は6日夜から7日朝にかけて、台風の強い影響を受ける。このため、上海海事部門は応急対応策に基づいて、措置をとって台風を防備している。

 6日午前、洋山港の海面には波しぶきが出て、風力がとても強い。小岩礁港池に220隻以上の漁船と無動力はしけが停泊していたが、上海海事局洋山港海事所の職員は港池に投錨した船のロープを補強する作業を点検している。  

 上海海事局洋山港海事所長の呉紅兵氏は、「現在、管轄地区内の全部の国内用コンテナ船、大型のコンテナ船舶や客船やタンカーなどは、すでに全部退避し、安全なところで風を避けている」と語った。  

 5日午前12時に、上海洋山港海事所は台風9号への応急対応策を、レベルアップした。同時に、管轄地区内の全部の国内用コンテナ船は全部退避した。午後10時になるまで、最後の「フロリダ」という大型のコンテナ船も洋山港から離れた。  

 6日午前、上海洋山港海事所は台風9号の応急対応策をレベルアップした。  

 6日午前10時、台風9号は洋山港から500キロメートルに近づき、台風の影響を受けて、洋山港区付近の水域の風力は7級に達した。上海洋山港海事所は5日午後から、全体の中層以上の管理者は24時間体制を実行し、中堅メンバーは24時間見回りし、応急メンバーもいつでも命令を待ち、突発の状況に対応し、「台風が離れないなら、力を抜けない」と体制を堅持した。上海洋山港海事所水域視察員の盛金?氏は、「私たちは島で応急当番や現場点検は5日目になり、毎日順番で休憩し、食事し、管轄地区内の船舶は全部退避した」と語った。  

 洋山港の10キロメートル以上の波止場ウオーターフロントの船舶は全部退避した。洋山港と港区を守る海事などの部門は準備を進めて、台風9号を迎えていた。

(実習編集:張晟)