東日本大震災の影響から出て、日本観光、食品への恐怖感が弱くなる

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2011年 6月 28日15:17 ／提供：

「日本観光・食品展」

在上海日本国総領事館、上海市人民対外友好協会などが主催する「日本観光・食品展」が２８日、上海ガーデンホテルで開催された。北海道、愛媛県、青森県、福島県など日本の各地方自治体や日本航空、全日空など観光関係企業とサントリー、ドンク、明治製菓などの食品・飲料関係企業が、６０以上のブースで出展した。（英語版）

大勢の中国人が展示会に殺到した。各ブースでは観光を相談したり、食品を試食したりする中国人がいっぱいいた。東日本大震災や福島の放射能漏れの影響から出て、日本観光、食品への恐怖感も弱くなったようだ。

青森県のブース

日本への観光が復興している

３月１１日に東日本大震災を経験し、中国から日本への観光客も一時期減少したが、現在、徐々に回復している様子だ。在上海日本国総領事館の泉裕泰総領事の紹介のように、３月１１日に東日本大震災が起きてから、４月の日本への団体観光ビザは０件になった。５月が１５１件に増え、６月２７日までに５２５９件になり、５月より３４倍増加した。激増したと言える。

挨拶する在上海日本国総領事館の泉裕泰総領事

上海虹橋国際学校の生徒が描いた絵

日本食品が安心で安全

展示会会場では、新鮮で高級な黒マグロ（価値が１４万円前後）の解体ショーも行われた。２７日に、松山直行便で愛媛県から上海に持ち込まれたものだ。４月１１日から、日本からの水産物が輸入停止になって以来、愛媛から輸入する最初の水産物だ。愛媛県水産局の石川孝夫局長によると、愛媛県は福島原発から９００キロ以上離れている。輸出する水産物は、県内で養殖して、日本国内で厳しい基準で検査されてから輸出され、安心かつ安全だ。解体ショーの後、試食会もあって、会場の人々は長い列に並んで、マグロの寿司を食べた。どうかと聞くと、「おいしい、おいしい」と答えた。日本食品への恐怖感がなくなったような感じだ。