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上海出入国検査検疫局 輸入のアパレル不合格率は20%以上
2011年 6月 11日15:20 / 提供:

 輸入ブランドのアパレルは決して質の問題がないということではない。10日午前、上海出入国検査検疫局は市容環衛管理センターで集中的に今年押収した79ロット・1万着の不合格アパレルを処理した。不合格製品のメーン生産地は韓国、イタリア、ポルトガル、モロッコ、スペイン、インド、トルコ、バングラデシュなど。 

 処分した不合格アパレルは成人服9944枚、子供服99.94kg。主な不合格項目は染色堅牢度、PH値、アゾ染料、ホルムアルデヒド、繊維の成分などである。 

 国家質検総局の通知によると、今年1月1日から、全国の各港は輸入アパレルには法定検査を実施した。今年1月〜5月まで、上海出入国検査検疫局は11575ロットの2.85億ドルのアパレルを検査した。6月10日まで、上海港は不合格製品計178ロットを確認し、処理・返却した。

 また、不完全な統計では、上海港はアパレル3万ロットを輸入し、輸入金額は中国輸入アパレル総額の40%以上を占めた。重要なアパレル輸入港として、同局は2005年から輸入アパレルには徹底的な調査と監督抜取検査を行った。輸入アパレルの不合格率はずっと20%以上を超えている。

 今年になって、同局は六つの検査監督措置を打ち出し、上海空港、呉淞、外高橋、洋山など空港・港では全面的にコントロールし、輸入アパレルに法定検査と監督管理を実施した。具体的な措置は:

 ■メーカーは我が国の強制的な技術規範の合格証明を提供

 ■安全・衛生・環境保護、反詐欺など監督管理を強化

 ■企業ファイルを作り、輸入会社と商品の流通状況を把握し、不合格製品は原則的に焼却あるいは返却

(実習編集:兪静斐)