Home > ニュース > 上海  > 浦東十二五 人材誘致機制がイノベーション計画
浦東十二五 人材誘致機制がイノベーション計画
2011年 5月 18日8:26 / 提供:(人民日報記事より 編集:杜軍)

 人民日報報道によると、「浦東国際人材イノベーション・テストゾーン」の整備が上海市の「第十二次五カ年計画」(以下:「十二五」という)に人材工作の主要任務とされている。 2010 年に開かれた上海市人材工作会議で、中央政治局員・上海市書記兪正声は浦東人材工作について、「浦東新区総合関連改革の試行の契機を生かして、浦東国際人材イノベーション・テストゾーンの整備を研究して、人材の管理規制、政策法規、サービス体系と総合環境などの面で先行し、試行して、重点部分で突破し、国際人材高地の建設を推進する」と要求した。

 中央政府と上海市の人材「千人計画」を実施するため、浦東新区は特色のある「 1116 」計画をスタートさせた。即ち、 5 年以内に 100 名以上の中央「千人計画」の人材、 100 名以上の「上海千人計画」の人材、 100 名以上の浦東新区「百人計画」の人材と 600 名以上の金融、港運、戦略的新興産業とハイテク産業分野のイノベーション・創業型人材を取入れることだ。「百人計画」人材の導入に対し、浦東新区行政は一回きりで 50 万元の奨励金、 50 万元の住まい補助金と 50 万元のチームワーク奨励金を与える。住宅の需要がある場合は、 5 年以内に浦東新区内にある 150 平米を超えない人材マンションを無料で提供する。また、域内の病院の特別需要診療サービス、年一回のリハビリ及び健康診断の待遇を受けられる。など。

 創業型人材に対し、浦東新区は国有資本の投資機制、銀行・行政合作機制のイノベーションをして、創業投資の導引基金を設立し、研究開発費用への助成などの方法で、最大 500 万元の助成が可能とする。また、 3 年以内に、チームのメンバーの一人当たりに毎月 2000 元の住宅手当を与える。海外の高級人材の連絡、誘致、養成と奨励機制を健全化し、高級人材サービスセンターの機能アップ、留学生聯合会などの組織や社団の役割を果すため、浦東新区は「海外華人エリートの浦東見学」、「華僑華人帰国創業訓練班」などの有名な人材誘致のイベントを行っている。

 よい仕事・生活の環境があるこそ、人材は安心で残る。「十二五」期間に( 2011 年― 2015 年)浦東新区は引続き「便利通路」を完全化させ、 70 社の海外と関連する会社を指定して、これらの企業に予約受付、手続きの簡略化などのVIP方式のサービスを行う。浦東新区は 2008 年から人材の住みやすいプロジェクトを実施し始めた。 3 年以内に 3.7 万部件、のべ 230 万平米の人材マンションを整備する。これまでに、すでに 73 万平米の人材マンションが完成さえ、のべ 5 万人の一時的住宅需要を解決した。

2010 年末に浦東新区の統計機構は生きないの生活環境とビジネス環境についてサンプリングアンケートを行った。結果では、浦東新区の魅力指数が 74.1 点で、比較的に満足のレベルにある。中には、 80 %以上の被調査者は浦東新区の全体的環境と各項のインフラ施設に十分に満足し、新区の発展前景にとっても期待すると答えた。