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住宅積立金の金利引き上げにより早期返済が急増 不動産規制強化の効果が現われる
2011年 4月 30日17:13 / 提供:

 「東方早報」30日付ニュースによると、たびたび金利が引き上げてから、住宅ローンの返済金額は大幅に増加し、早期返済をした人が増えているという。

 上海市積立金管理センターが29日に発表した「上海市住宅積立金の運営分析報告(2011年度)」が指摘したことによると、今年第1四半期に、金利引き上げの効果が現われ、上海住宅積立金の個人住宅ローンにおいて早期返済が大幅に増加した。

 統計によると、今年第1四半期の早期返済の資金は前年同期比25.37%増加し、上昇率は前年同期比23%上昇した。第1四半期に、上海積立金個人ローンの回収資金は43.64億元で、前年と比べ5.58億元増加し、上昇率は14.65%である。1〜3月に、回収資金の前年同期比上昇率は23%、20%、3%となった。また、個人ローンの残高の前年同期比上昇率は6.93%、6.47%、6.88%しかないという。 

 一連の規制強化政策の影響を受け、2010年の上海住宅積立金は総計9.96万世帯に302.93億元の住宅ローンを貸し出し、前年同期比46.86%、46.48%下がり、半分ぐらい減少した。また、今年第1四半期の住宅積立金の個人ローンの貸出し金額は、前年同期と比べ、急増急減はなく、不動産市場に対する政策の積極的な効果が現れたという。

(実習編集:郭炎君)

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