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「医療保険監督管理法」が、5月1日に施行
2011年 4月 29日16:24 / 提供:

 「解放日報」29日付ニュースによると、上海市人力資源・社会保障局が28日明らかにしたところによると、全国最初の地方政府規定の形式で発布する医療保険監督管理という領域の規範性文書??「上海市基本医療保険監督管理弁法」が、5月1日に施行される。「弁法」の発布は、上海市の医療サービスの規範、医療保険基金の安全な使用、被保険者の基本利益の保護などに関して、今後大切な作用を発揮するという。

 医療保険制度の発展に従い、上海市の社会医療保険の参加数は1650万人に達し、定点医療、薬品機関が1400社を超え、医療保険の奉仕・管理する対象の範囲も拡張しつつあり、被保険者の保障待遇も高まり続けた。しかし、上海市の関連部門が監督管理する時、一部の定点医療機関の医師は、関連規定と要求を真面目に執行しておらず、診療の定例と医療保険の管理規定を違反し、薬品濫用、過度検査、分解入院、過度医療の現象がよく発生している。これらの行為は、医療保険基金の浪費にもなるし、被保険者の医療負担も増加することになる。医療保険基金を保護する意識の薄い被保険者がいるため、医療保険カードを他人に貸すという不正使用がたびたび発生する。違反者は被保険者のカードを盗用し、また、医師の協力を得て違法行為を行い、定点病院から大量な医療保険薬品を獲得し、違法販売をしている。これは、被保険者の利益に損害を与え、基金の安全の脅威になる。医療保険基金の監督管理を強化し、法を徹底する行政能力を高め、医療保険基金の合理的使用を保証するために、上海市の関連部門は各領域の意見を聞いた上、この「医療保険監管弁法」を制定したという。

(実習編集:郭炎君)

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