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上海地下鉄9号線で、28日朝に40分間の故障発生
2011年 4月 29日15:09 / 提供:

 「東方早報」29日付ニュースによると、28日午前6時30分頃地下鉄9号線の星中路駅から徐家匯駅までの間で、設備の故障のため電車は減速運行を余儀なくされた。約40分後の午前7時10分前後に設備は修復された。この15日に、地下鉄9号線のラッシューアワーに故障が発生した3回目の遅延であった。今回、故障の起きた電車の信号設備は、システムをレベルアップしたところ、信号の不安定が発生した。レベルアップを完成した後、これまで混雑している9号線の運送能力を高められるという。

 地下鉄側によると、28日の故障は午前6時30分前後に発生した。午前6時37分、上海鉄道公式ブログも列車減速の情報を発表し、乗客に謝罪した。

 15日、19日にも、9号線は設備故障でラッシューアワー時に10分以上の遅延が発生したことがあるが、今月3回目の故障に、不満を持つ乗客が少なくないという。また、運送能力に限り、ラッシューアワーの9号線は乗客でいっぱいで乗り心地も悪い。急停車が頻繁に発生し、乗客が倒れたりして、運転手の能力も乗客に疑われたという。

 地下鉄の運営側によると、条件が限られているため、この前9号線が使っていたのは臨時信号運営モデルであるという。理論的には、このモデルの最速発車頻度は3分間に1回である。9号線の延長のために客が大幅に増加し、運行能力をアップさせる必要がある。このため、4月から鉄道運営側は新しいCBTC信号システムを導入し始めたという。

 新システムの調節が終わった後、9号線の運行能力は向上が見込めるという。

(実習編集:郭炎君)

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