バンド２号が１０数年ぶりに再開した。２年間にわたる整備と新築によって、「ウォルドーフ・アストリア・コレクション（Waldorf Astoria Shanghai on the Bund）」という五つ星ホテルがオープンした。同ホテルは総投資額が１２億元である。世界でベストテンに入るホテルだと、錦江集団会長の兪敏亮氏は述べた。

  バンド２号建築は１９１０年に竣工した。当時は「上海総会」で、２０世紀７０年代に東風飯店に変わり、１９８９年に上海初のケンタッキーのレストランが１階にオープンした。１９９８年からこれまで、同ビルは全体として閉鎖された。

  バンド２号の再開は元の様子に基づき、新築された。「極東一のバー」と言われるバーも、再び登場した。特別に長いバーカウンターは、上海档案館の古い写真に従って、元の３４メートルに回復された。それに、百年前に使われた床用レンガ、チークのフローリングなどは修復されて再利用された。

  関係者によると、同ホテルのオープンとバンド１号アジアビルの来年の竣工につれて、バンドの古い建築は改築と機能構造転換型を基本的に完成する。現在のバンドは、金融機関とハイエンドのホテル、クラブ、レストラン、商業が相次いで進出する。上海が観光都市になる重要な促進力になるという。

（編集：曹　俊）