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福島原発の放射線漏れを24時間観測で対応
2011年 3月 30日9:18 / 提供:

 

 上海市放射環境監督ステーションが29日、明らかにしたところによると、上海市は福島原発の放射線が漏れた後、放射環境監督ステーションと常設の金山観測点のほか、浦東新区や崇明でも、観測点を増やしており、放射環境監督ステーションの職員は3交替で、24時間観測しているという。

 環境保護部によると、26日と27日に黒竜江省東北部で微量の人工放射性ヨウ素131を観測した後、28日には江蘇省、上海市、浙江省、安徽省、広東省、広西チワン族自治区の一部の地域の観測点でも同様に観測したことを明らかにした。1立方メートルあたりの濃度は4〜10ベクレル以下で、環境に影響をおよぼすほどではない量とのこと。 

 世界気象機関と国際原子力機関北京地区環境緊急対応センター、国家海洋局、環境保護部(国家原子力安全局)のモニタリングを総合すると、日本の福島原発の事故は中国の環境や大衆の健康に影響を与えていない。

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(編集:章坤良 図:環境保護部  新華社) 

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