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上海などで微量の放射性ヨウ素を観測、環境に影響なし
2011年 3月 29日9:12 / 提供:
上海市政府報道官

 上海市政府報道官が28日夜、同市の一部の地域の観測点で微量の人工放射性ヨウ素131を観測したことを明らかにした。1立方メートルあたりの濃度は4〜10ベクレル以下で、環境に影響をおよぼすほどではない量とのこと。

 環境保護部によると、26日と27日に黒竜江省東北部で微量の人工放射性ヨウ素131を観測した後、28日には上海市のほか、江蘇省、浙江省、安徽省、広東省、広西チワン族自治区の一部の地域の観測点でも同様に観測したことを明らかにしたがいずれも環境に影響をおよぼさないという。 

 江蘇省衛生局は、江蘇省の食品や飲料水に関しても観測を行ったが、放射性物質は検出されていないとのことだ。

(編集:章坤良 写真:東方ネット) 

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