Home > ニュース > 上海  > 上海の空港と港で放射線異常が観測せず
上海の空港と港で放射線異常が観測せず
2011年 3月 28日17:12 / 提供:
上海空港

 上海の出入国検査検疫局によると、このところ、日本から上海の空港と港に到着した延べ490便の飛行機(東京・大阪・名古屋発)と100隻船舶(大阪・横浜出港)に対し、定例の検査を行ったが、放射線異常の観測がなかったという。

 一方、福建省アモイ市の出入国検査検疫局が22日、入国した日本船に乗り込み定例の検査検疫を行ったところ、放射線異常が見つかり、同船は入港・通関手続きをしないまま、自主的にアモイ海域を離れ、日本に引き返した。

 中国国家品質監督検査検疫総局は25日、「無錫から入国した日本国籍の旅客とアモイから入港した日本貨物船から異常な放射線を検出した」と発表した。  

 それによると、23日に江蘇省無錫市から入国した日本国籍の旅客2人に対する放射線量の測定で異常が観測され、市政府の手配によりこの2人は指定病院で放射線診察治療を受け、衣服と所持した荷物も処置されました。これについて専門家は「被曝したこの2人が他人を被曝させる可能性はない」としている。  

 (編集:章坤良 写真:東方ネット)

関連記事