東日本大震災を受けて日本からの中国国内への航空券チケット価格が暴騰していることへの市民の疑問の声を受け、中国国際航空は先週、駐日中国大使館の要請により在日中国人に対して東京→上海が片道2万7千円、東京→北京と東京→大連が3万3千円、東京→その他の中国国内都市が3万4千円で人民元価格で言えば2〜3千元でオフピーク時の特別価格を提供することになった。

　現在中国国際航空は地震の影響を受けた仙台を除き、日本の７都市に就航しており、東京のほかは大阪、名古屋、札幌、福岡、広島へ就航している。

　今現在、中日両国を往復する内外の航空便は週６００便近くにのぼっている。駐日大使館・領事館も被害の大きい被災地から退去する中国公民を積極的に支援している。帰国の意思がある場合、大使館・領事館職員は航空便や航空券の手配など必要な支援を行うという。

（編集：章坤良　写真：中国国際航空）