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海鮮品は放射能汚染?=デマ
2011年 3月 20日15:05 / 提供:
上海のある日本食品の経営を中心とするスーパーで

 日本の原発事故の影響を受け一部の市民の間で、「海鮮品は放射能汚染されている」「海鮮品を食べるな!」とのデマのショートメッセージメールがこのほど、出回っていた。 

 これに対して上海の関係各部門では連携して、東海近海で取れた魚は日本の原発事故の放射能漏れの影響はないと発表し、輸入品も厳格に検査しているから市民は安心して食べるようにと呼びかけている。

 ドイツの漁業環境の放射能汚染観測を担当しているチューネン研究所はこのほど、日本の福島第一原発から漏洩した放射能は魚類などの海洋生物に長期的な汚染をもたらさないと発表した。   

 海鮮品だけでなく、上海のある日本食品の経営を中心とするスーパーでは、日本の米が通常通り販売されている。これらの米は日本の地震前に入荷されたものだ。今後の供給チェーンについて同店ははっきりした回答を行っていない。ここ数年、上海に居住する日本人や台湾地区の住民がますます増加するのにともない、上海での日本商品の売れ行きが伸びている。

(編集:章坤良 写真:中新社)

 

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