化学製品や情報関連素材を取り扱う大手化学企業である東レ株式会社（本社、東京）がスポンサーとして支援する第15回東麗（東レカップ）上海国際マラソンが5日、上海市の南京路歩街世紀広場−東方体育中心のコースで行われ、世界５３カ国から２万人以上のランナーが参加した。

　マラソンの男子はガショー・アスファウ（エチオピア）が２時間１１分３６秒で３連覇し、女子はナイリヤ・ユラマノワ（ロシア）が優勝した。ハーフマラソン女子で優勝は中国人選手で１時間１３分２０秒だった。日本招待選手の宮内宏子（京セラ）が１時間１４分４０秒で２位に入った。　

　東レカップ上海国際マラソンは年々規模を拡大し、昨年は世界各国から約２万人ものランナーが集まった。

東レ上海マラソン

記者会見する斉藤典彦・専務取締役

記者会見する岡本秀宏・副董事長、総経理

　東レ株式会社の斉藤典彦・専務取締役、東麗〈中国〉投資の岡本秀宏・副董事長、総経理が記者会見でそれぞれ、中国での事業をさらに展開すると同時に、東レカップ上海国際マラソンを引き続きサポートすると表明した。

（編集：章坤良　写真も）