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浦東は8800万元の「医療保険福袋」を配布 農民45万人の医療負担が減少
2010年 12月 4日17:00 / 提供:

 農民が治療費を負担できない問題を解決するため、浦東新区政府が3日「区政府が8800万元を出資し、区内の農民45万人に医療保険福袋を配布する。これから農民は皆、区内で無料診察と治療を受けられる上、清算する比率も都市と町の従業者の医療保険のレベルに近い。新区は全国に先立って『新農合』より遥かに高い医療保険レベルを実現する」と披露した。  

 3日に、新しい医療保険カードをもらった祝橋村の周義雄村民が、現状を語った。過去の「新農合」のレベルでは、1級、2級、3級の病院での医療費は、60%、50%、40%を清算できるが、重い病気になったら、1年間に計5万元しか清算できない。だが、新しい区内医療保険に加入すれば、個人の保険費用はわずか40元増えるだけで、清算の比率は全体的に10%伸びた。重い病気の清算は10万元になるという。  

 「農民が納めるのは、1年に40元増えるだけだが、区政府が出す補助金は220元も増えた」と、新区初保オフィス責任者の張群芳氏は語った。浦東新区の衛生行政部門は、大幅に全区の農民の医療保険のレベルを高めることを、最重要な業務とした。

 

(編集者:ショブンテイ)