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上海―杭州間リニア建設認可
2010年 3月 15日10:35 / 提供:
浦東国際空港から市内へ31キロが運行されているリニア

 中国鉄道省のリニアモーターカー計画の総責任者の鄭健氏は13日北京で、上海市と浙江省杭州市間を結ぶリニアモーターカー線の建設計画が既に国の認可を得たことを明らかにした。同区間は全長約199キロ。これまで、リニアは上海市東部の浦東国際空港から市内へ31キロが運行されている。

 同日、鉄道省の王志国次官は、「中国で営業している高速鉄道は6552キロメートルに達し、世界一になった」と述べた。  

 王次官は第11期全国人民代表大会第3回会議のニュースセンターで取材を受けた際、「中国の高速鉄道の状況は良好だ。質のいい設備、安全な運行、良好な経営状態はその原因だ」と分析。  

 また、王次官は「現在、全国の高速列車は一日773本運行している。2020年までに、高速鉄道の距離は1万6000キロメートル以上になる」と明らかにした。王次官によると、鉄道省は、アメリカ、ロシア、ブラジルと共同で高速鉄道をつくる考えがある。

 知的所有権について、鉄道省の何華武主任技師は、「中国は高速鉄道技術に、独自の知的所有権を持ち、知的所有権に関する法律問題はない」と述べた。

(編集:章坤良 写真も)

 

 

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