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高汚染の車は、8月1日から中央環状線の通行禁止
2009年 7月 31日15:48 / 提供:

 8月1日から、高汚染の車両は中環路が通行禁止となる。通行制限して都市の空気の質を改善することができる。  

 高汚染の車両は、国家の車両の第一段階の排出基準(ヨーロッパ1号基準と同じ)を実施する前に生産された排気ガスの排出量が大きく・汚染物の濃度が高く・排出安定性が悪い車両を指す。具体的に言えば、国家第一段階の排出基準に達しない車はすべて高汚染の車両だ。一般的に、その排気ガスの排出量は欧I基準の5−10倍で、欧II基準の10−15倍に当たる。一般的に主に2000年以前に生産された車だという。  

 2006年、上海市は内環状線内で高汚染の車両の制限通行の措置を採ってから、中心市街区域の空気の質は一定の改善があった。環境監査データによると、車が排出する汚染物のCO濃度が60%下がり、HCとNOxの濃度が20−30%を下がったが、制限通行区域以外の車の汚染物の濃度は明らかな減少がなく、一部区域では上昇となった。このため、2010年の万博開催前に、今回の高汚染車両の制限通行措置は、都市大気環境の質を実際的に改善するためのものである。       

                        (編集:葉頁)