閔行区建築中建物の倒壊事故、「積み土が原因」
2009年 7月 3日15:50 / 提供:
閔行区の蓮花河畔景苑の13階建て建設中建物の倒壊事故に関して、上海市政府は3日、記者会見を開き、調査結果を発表した。
発表によると、倒壊の主因は土中の水平方向の圧力差。同建物の北側近くには、最近になり土を最高で10メートル近く盛っていた。一方、南側近くでは最大4.6メートルの穴を掘った。水平方向に大きな圧力差が生じ、建物地下車庫の下にあった基礎杭が耐えられる限度を超えた。
建物の設計は基準を満たしており、現場を再調査した結果でも、問題はなかった。使用した鋼材なども基準を満たしていたという。
この倒壊で、労働者1人が死亡したが、負傷者はいない。
(編集:章坤良 写真:東方ネット)
関連記事