文化部と上海市人民政府が共同で主催する第５回中国国際アニメ・ゲーム博覧会（Fantasy China 2009）の記者会見が３０日午後、上海新錦江ホテルで行われた。

　上海文化放送映画・テレビ管理局市場処の李金シン処長が記者会見を司会し、同管理局の巡視員・張哲氏が挨拶したあと、「これまで開かれた中国国際アニメ・ゲーム博覧会で、延べ５０万人が来場しており、成約額が計４億元（１元約１４円）に達した。中国では既にアニメ・ゲーム産業が形成されつつある」と話す。張氏はまた、今回の博覧会でアニメ・ゲームを観光業と結びつける試みを求めたと明らかにした。

　席上、上海奉賢区海湾観光開発区管理委員会の責任者である房同盟氏が、７月１０日から２８日にかけて、同区管轄の碧海金沙水上楽園（ビーチ）で初めて２０００人ほどのCosplayショーを行い、カーニバルの日々を送らせる、と語った。

　同水上楽園は上海市の南東に位置し、杭州湾に面する。2006年7月13日、OPENした。キャッチフレーズはなんと「碧い海と金色の砂」。

 　 （章坤良　写真も）

アニメ・ゲームを観光業と結びつける試みを＝張哲氏（中央）

カーニバルの日々を送らせると語る房同盟氏

付録：

碧海金沙水上楽園（ビーチ）

【交通アクセス】自家用車：内環状線、外環状などをつかってA4（高速道路）へ、海湾路インターおりて海湾路を南へ走り漁人碼頭へ出て、さらに濱海大道を東へ3キロほど走り、金匯塘路にでる。2000台分の駐車場完備。

路線バス：瀘海専線（乗車券１０元・所要時間2時間）乗車地点は興安路（淮海路太平洋百貨の裏手）、終点下車。

シン（クサカンムリに幸）海専線（乗車券８元・所要時間1時間半から2時間）乗車地点は地下鉄1号線の終点シン（クサカンムリに幸）庄駅南広場のバスターミナルで乗車、終点下車。