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梅雨入り初日、上海は4種の悪天候に見舞われる 降雨は火曜日まで続く
2009年 6月 21日12:59 / 提供:

 熱波・強い雷鳴・強風・強い降雨――20日は上海の梅雨入り初日だったが、1日のうちに上海の夏のありふれた悪天候に見舞われた。昼に徐家匯の最高気温が37.4℃に達し、午後には雷鳴と風や雨が吹き荒れた。このため、上海中心気象台は20日、高温・雷鳴・強風の三つの早期注意報を連発し、すべての早期注意報は20日午後8時前に解除した。21日の午後から夜間にかけ、また雷雨があり、気象専門家の予測によると、「雨は恐らく今月の23日まで続く」という。  

 37.4℃、2回目の高温日  

 20日朝、上海はまず熱波に見舞われた。「午前8時に洗ったばかりの衣服が午前10時ごろにはすべて乾いていた」と、浦東に住む宋さんを言った。実は、当時の高空の暖気団は加温器のようで、上海の気温を上昇させ、上海中心気象台は午前10時45分、高温早期注意報を発令した。西南の暖湿気流の作用と陽射しで、昼12時の徐家匯の最高気温は35℃を超え、36.1℃に達した。上海中心気象台は午前12時45分、高温早期注意報を更新した。今夏の初めての高温早期注意報で、市民に暑気を避けるよう呼びかけた。午後1時、徐家匯の最高気温は20日のピーク値に達し、37.4℃となった。  

 今年5月11日の上海市区は最高気温の35.3℃に達し?上海初の高温日になっており、今夏の2回目の高温日になった。上海市中心はひどく暑いだけでなく、郊外地区もそうだった。各区・県は金山・奉賢などの最高気温が34℃を超えなかった以外、宝山・祟明の最高気温が36.4℃、36.5℃に達し、他の各区の最高気温もすべて37℃以上で、そのうち松江が一番高く、37.6℃に達した。  

 最高温の時、突然強い雷やにわか雨が降る  

 熱波がピークになった時、他の天候はひっそりしていたが、20日午後1時の後、上海の上空は徐々に曇となり、気温が下がり、雷の音がぼんやりと聞こえた。気象部門が午前12時45分に発令した雷鳴早期注意報によると、6時間後に強い雷鳴とにわか雨があるという予想だった。しかし、午後3時ごろには、空は真っ暗になり、土砂降りの雨が上海の気温を急速に下げた。「雨の順番は北から南へ、上海は強い雷鳴・雷雨・大風と短時間の強い降水の天気に見舞われた」。データによると、風力が一番強い時、嘉定では最大瞬間風速が17.8メートル/秒(8級)に達し、黄浦区62中学校の自動観測ステーションでは20.9メートル/秒(9級)となり、浦東外高橋では47.8ミリメートルの短時間の強い降水となった。午後6時までに、上海市の降雨量が多い地区は、浦東花木の52ミリメートルと亭林の50.9ミリメートルで、いずれも豪雨と言える状態だった。  

 降雨は火曜日まで続く  

 気象専門家によると、20日午後の強い対流雲団は、主に上海市の中南部地区に影響し、降雨帯が東に移り南下するに従って、午後8時前後の上海市の大部分の地区の降水は弱くなった。一方、21日午後の天候は、20日と同様になるかもしれないという。気象部門の予測によると、21日午後から夜間にかけ、上海はまた強い対流の天気に見舞われる。幸い、陽射し強くないため、21日の気温は下がり、最高気温は32℃前後の予測である。しかし、相変わらず蒸し暑いと感じる。今回の降雨は、月曜日からやや弱くなり、火曜日で終わるが、市民に雨対策をするよう呼びかけている。

                           (編集:葉頁)