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上海が20日に梅雨入り 例年よりやや遅い 今後10日間は雨天が多い
2009年 6月 20日12:32 / 提供:

 東方ネット20日付ニュース:上海中心気象台が明らかにしたところによると、上海は20日に梅雨に入った。「梅雨の初めから降雨で、45日間は太陽がない」。梅雨に入った後、亜熱帯高気圧が不安定なため、降雨帯が南北に揺れ動き、今後10日間の上海は、主に雨が降ったり止んだりの天気で、雨の日と降水が明らかに多くなり、雷やにわか雨の天気が多い。   

 20日午前、上海の雲は多く、一部の地区はにわか雨がある。午後からは、降雨帯が南下するに従って、上海は晴のち曇、にわか雨あるいは雷雨になる。市区の最高気温は33℃、湿度が高く、蒸し暑いと感じる。21、22日の上海市は、降雨があり、雨量は大雨あるいは豪雨に達し、それに短時間の強い降水や雷鳴・雷雨・強風など強い対流の天気で、最高気温も30℃前後に戻る。   

 23、24日は、揚子江と淮河流域の梅雨全線の南下によって、上海市は断続的に降水があるかもしれない。25、26日は雷とにわか雨の天気だ。27から29日に、また降水があると見られる。  

 上海市気象情報広報センターの情報によると、梅雨は局部的な小範囲の気候現象ではなく、広い範囲の大きな降水状態である。梅雨の天気の始まり、梅雨明けが早いか遅いか、梅雨の長さや雨量の多さは、すべて今年の冷気や暖気の強さと状態次第だ。一般的には、梅雨入りの時期が早いと、梅雨の期間が長く、全体的な降水量が大きい。  

 上海は、例年は15日に梅雨入りし、7月9日に梅雨明けとなり、梅雨の期間は普通20日前後であり、梅雨の雨量の平均値が244.4ミリメートルだ。一方、2008年の梅雨入りの時期は7日で、梅雨の期間が29日に達し、雨の総量は389.5ミリメートルに達した。1999年以後で梅雨の期間が一番長く、梅雨の雨量が一番多い一年だった。   

 上海の梅雨の歴史で最も梅雨入りが早かったのは5月22日(1936年)だ。梅雨入りが最も遅かったのは7月9日(1982年)だ。梅雨の雨量が一番多かったのは814.8ミリメートル(1999年)で、雨量が一番少なかったのは11.9ミリメートル(1902年)である。梅雨の日数が一番短かたったのは3日間(空梅雨に属する)で、1958年の6月27日から29日までと、1965年の6月25日―27日である。

                           (編集:葉頁)