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上海の大学入試受験生73800人が、7日に受験 全行程を電磁環境監視で不正予防
2009年 6月 7日12:11 / 提供:

 東方ネット7日付ニュースによると、3127カ所の試験場は「準備完了」で、約73800人以上の上海の受験生が7日に大学入試試験場に入る。今年の大学入試で、上海は計22の試験区・114の試験地点・3127の試験場を設置した。例年と比べ、今年の教育部センターの要求によって、上海は秋季大学入試期間で初めて全行程の専門電磁環境監視を実施する。無線設備を利用して不正などの行為を予防・取締をし、大学入試は公平・公正な環境で秩序正しく行われるようにする。    

 全行程は電磁環境監視で不正予防   

 不正行為を予防?取り締まるために、教育部試験センターの要求によって、大学入試期間での無線監視を強化し、上海は秋季大学入試期間で初めて全行程の専門電磁環境監視を実施する。上海市教育試験院と上海市無線管理局は、詳細な見回り監視案を立案し、上海のすべての大学入試試験場の周りの無線電磁環境を盗聴?監視と見回りを実施し、無線設備を利用した不正行為を予防・取り締まりを実施し、大学入試の公平・公正の環境で秩序正しく行われるようにする。    

 大学入試会場への入場は、「二つの証明書」が必要    

 毎年の大学入試の際、受験生が受験票と身分証を忘れることがいつもある。以前、試験場の監督教師は、とりあえず受験生を入場させて試験に参加させ、親が家に戻って「二つの証明書」を取って来たり、受験生をまず本科目の試験に参加させ、次の科目の試験の時に「二つの証明書」を出して監督教師がチェックしていた。しかし、今年はその「特別な場合」の措置は許さないという。試験院の関連担当者によると、今年の上海の各試験場は、受験生が身分証と受験票の二つの証明書がない場合、受験場入場禁止の規定を厳しく実施する。もし受験生が身分証をなくし場合は、社会保険証で代えても良いという。    

 体温が37.8℃を超えた場合は、「発熱」受験場に  新型H1N1インフルエンザの発生によって、今年の大学入試の衛生・伝染病の予防作業を重視する。上海は二次感染例が出現していないため、今年は大学入試受験生全員の体温を測ることはない。全市114の受験地点に、衛生部門のスタッフを派遣し、駐在させて検査?検疫係を指定し、マスク・手袋・手洗い液・防護衣服・アルコール・衛生綿など防護・消毒用品を配置している。  

 もし受験生が気分が悪かった場合や監督教師が学生の状況を見て、異常を発見したら、まず受験場の医務スタッフが体温を測り、体温が37.8℃を超えたり、咳をしていたりなどインフルエンザの症状があった場合は、「発熱室」として用意した受験場を自発的に入るようにする。もし情況が再び深刻化し、以上述べた状況の受験生は、発生地域疫からの病例と接触したことがあった場合、衛生検査?検疫部門係から新型インフル患者の疑いありと判定されると、受験生は「発熱室」とは違う他に用意された部屋に入り、1人で受験場内の「隔離大学入試」を実施するという。

                        (編集:葉頁)