Home > ニュース > 上海  > 上海の住宅購入者は、高速鉄道を頼みに
上海の住宅購入者は、高速鉄道を頼みに
2009年 6月 5日17:12 / 提供:
 300キロメートル/時間、3分間ごとに発車し、杭州へ38分、蘇州へも半時間足らず……高速鉄道が2010年に運行を始めるため、関知能力の鋭い人の多くは、すでに異郷での住宅購入に走っている。  

 列車による通勤族は、上海ですでに現れている。蘇州に住んで、毎日鉄道で上海へ出勤する人は多い。王弁護士は、毎日午前7時ごろ蘇州を出て、8時29分に上海鉄道駅に着き、地下鉄に乗り換えて人民広場近くの弁護士事務所に到着する。9時前に到着することは確実だ。戻りは普通エアコン特急車を選び、1時間で蘇州に戻る。上海の高い住宅価格と比較すると、王さんの考え方は深い。通勤は同じように2時間かかるが、上海郊外の住宅価格は蘇州よりずっと高い。上海―南京の都市間鉄道の蘇州駅の側に住宅を買い、1平方メートル当たり5000元で、生活条件も良いという。王さんと同じ上海で働き、異郷で住宅を購入する人は少なくない。ある人は上海で住み、昆山で働き、あるいは、上海で定年となり、嘉興で隠居する。  

 今年になって、上海住宅購入者の多くは、次々に蘇州・嘉興・昆山の高速鉄道駅の近くを物色している。特に蘇州平江新城の周囲、上海―南京都市間鉄道の蘇州駅近くが、上海人の焦点になっている。                                

(編集:葉頁)